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EVENT(学外講座)
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2026.06.27 - 2026.07.18
TITLE
【相模原キャンパス公開講座】地球規模課題の解決に向けて協働する
講座概要
対面
2026/06/27 ~ 07/18 毎土曜日 13:00~14:30(初回のみ14:40)
2015年に持続可能な開発目標(SDGs)が採択されて10年が経過しました。2030年の目標達成に向けて残り5年を切り、通信など進展が見られる分野がある一方で、貧困、難民、水・衛生、気候変動などの分野では深刻な課題が示されています(国連「SDGs報告書2025年版」)。こうした地球規模課題の解決に向けて、海外経験豊富な地球社会共生学部の講師陣が各専門領域からアプローチします。
第1回 2026/06/27(土)泥縄のSDGs:データ不足は克服できるのか
地球社会共生学部 元教授
村上 広史[MURAKAMI Hiroshi]
国連は、2015年に持続開発可能な目標(SDGs)として17の目標を定め、2030年までの達成を目指して取り組んできました。しかし、目標達成年まであと5年足らずとなった現在、目標達成が危ぶまれる分野が多いことが懸念されています。一方、SDGsは当初から目標達成以前の問題を抱えていました。その進捗状況を確認するためのデータが途上国を中心に十分ではないのです。「誰一人取り残さない(Leave No One Behind)」のスローガンのもとに進められてきたSDGsですが、「どんな人が、どこにいるか」を知らなければ、目標達成に向けてどこで何をすればよいか分かりません。この「どこで」を教えてくれるのが地理空間情報、いわゆる地図なのです。そのため、地理空間情報をはじめとしたデータへの投資が必要になっています。本講義では、SDGs達成を支えるデータの現状を踏まえつつ、今後のSDGsを展望します。
<プロフィール>
青山学院大学 地球社会共生学部 元教授
村上 広史[MURAKAMI Hiroshi]
青山学院大学地球社会共生学部教授(2019-2026年)。1983年:東北大学理学部地球物理学専攻修士。1990年:米国ジョージア大学地理学部PhD。1983-2018年:国土地理院勤務。2001-2005年:国連NY本部地図課長。2016-2018年:国土地理院長。2015-2018年:国連地球規模の地理空間情報管理に関するアジア太平洋地域委員会会長。専門は地理空間情報科学。
第2回 2026/07/04(土)地球社会の格差をどう乗り越えていくのか~人間開発の視点から考える~
地球社会共生学部 教授
藍澤 淑雄[AIZAWA Yoshio]
資本主義の発展やグローバル化は、経済成長をもたらす一方で、深刻な国家間格差と国内格差を生み出してきました。世界では、富の多くがごく一部の人々に集中し、経済的な不平等が拡大し続けています。本講義では、こうした経済格差がなぜ解消されにくいのかを整理しつつ、「豊かさ」を所得だけで測ることの限界を問い直します。
その上で、人間開発の考え方を手がかりに格差を捉え直します。特に、人が自らの人生を選択し行動する力である「行為主体性(エージェンシー)」に注目し、基本的能力や変化に対応する能力を高めることの重要性を考えます。格差は人間の行為によって生み出されてきましたが、同時に、人間の行為主体性によって克服できる可能性もあります。経済偏重の見方を超え、より人間的な視点から格差問題に向き合うことの意義を、参加者の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
<プロフィール>
青山学院大学 地球社会共生学部 教授
藍澤 淑雄[AIZAWA Yoshio]
東京大学大学院新領域創成科学研究科修了。博士(国際協力学)。
国際開発センター研究員・主任研究員、秋田大学国際資源学部・国際資源学研究科准教授、拓殖大学国際学部・国際協力学研究科准教授・教授を経て、現職。著書に『アフリカの零細鉱業をめぐる社会構造:貧困解消に向けたタンザニアの零細鉱業支援のあり方』(単著、日本評論社・2021年)、『ポスト資本主義時代の地域主義:草の根の価値創造の実践』(共編著、明石書店・2024)ほか。
第3回 2026/07/11(土)分断をこえて共に生きる:社会階層から考える共生社会
地球社会共生学部 助教
塚田 祐介[TSUKADA Yusuke]
「格差社会」という言葉が広く使われるようになって久しいですが、私たちは格差の実態をどれだけ正確に理解しているでしょうか。本講義では、社会学の「社会階層論」の視点から、現代日本における不平等の構造を読み解きます。
教育機会の格差、ジェンダーによる不平等、正規・非正規雇用の分断など、身近なデータをもとに現代日本の不平等の実態を確認しながら、「結果の不平等」と「機会の不平等」という視点を手がかりに、なぜ格差は世代を超えて再生産され、分断はなかなか解消されないのかを考えます。
そのうえで、こうした構造的分断をこえて共生社会を実現するために、どのような政策・制度的アプローチが求められるのかを、受講者の皆さんとともに考えます。
<プロフィール>
青山学院大学 地球社会共生学部 助教
塚田 祐介[TSUKADA Yusuke]
慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了(修士・法学)。カリフォルニア州立大学サクラメント校大学院修士課程修了(修士・社会学)、ハワイ大学マノア校大学院博士課程修了(博士・社会学)。東京大学大学院医学系研究科特任研究員を経て、現職。専門分野は社会階層論、健康格差、計量社会学。現代日本における社会的不平等の構造とその再生産メカニズムを主な研究テーマとしている。
第4回 2026/07/18(土)「アメリカ抜き」の協働を考える
地球社会共生学部 教授
池畑 修平[IKEHATA Shuhei]
「パックス・アメリカーナ」。これは国際的に突出した経済力と軍事力を併せ持ったアメリカが軸となり、世界が比較的安定し、繁栄が拡大した時代と枠組みを指します。遅くともソ連が崩壊した1991年には確立したといえます。国連安全保障理事会は軍事紛争解決のために結束を示し、米露間では核軍縮が進みました。自由貿易の拡大は先進国のみならず多くの途上国でも人々の暮らしを上向かせ、地球温暖化対策でも国際的な連携が生まれました。しかし、近年、アメリカは次第に内向きになり、中国の台頭によって国力は以前ほど圧倒的ではありません。そうした変化を背景に、トランプ政権(とくに2期目)は国際法や人道支援、気候変動対策など世界が協働すべき課題から完全に背を向け、60以上の国際機関から脱退。「パックス・アメリカーナ」の終焉です。日本を含めた世界各国が、これからアメリカ抜きで世界規模の課題に対してどう協働できるか、一緒に考えましょう。
講座申し込み
| 申込期間 | 2025年6月1日(月)~15日(月) |
| 受講料 | 1,300円 |
| 申込方法 | 相模原キャンパスの公開講座は、相模原市・座間市と共催で、市民大学青山学院大学コースとして実施しています。以下の市民大学ウェブサイトで申込方法をご確認の上、お申し込みください。なお、 受講者多数の場合は抽選を行う場合がありますのであらかじめご了承ください。 |
| 注意事項 | (1)諸事情により講義題目・内容・講師・実施教室等に変更が生じる場合があります。 (2)講座は4回の講義で構成されております。1回だけの参加等はご遠慮ください。 (3)本学では駐車場・駐輪場のご用意がありません。車輛でのご来校はご遠慮願います。 (4)校舎内での喫煙、および教室内の飲食は禁止しております。ご理解のほどお願いします。 (5)講義途中の伝言・電話等による呼び出しは一切受け付けておりません。教室内での携帯電話等のご使用もお控えください。 (6)諸事情によりやむを得ず休講する場合がありますのでご了解ください。休講に関するお知らせはウェブサイトあるいは下記お問い合わせ先にてご確認ください。 (7)講師や他の受講生等に迷惑をかける行為や係員の指示に従わない場合は受講をお断りすることがあります。 (8)受講生の個人情報は本学の「学校法人青山学院個人情報保護に関する規則」に基づき、適切な対応に努めます。 (9)オンライン配信を選択した場合、安定した通信環境のご用意をお願いします。 |
| 申込期間 | 2025年6月1日(月)~15日(月) |
| 受講料 | 1,300円 |
| 申込方法 | 相模原キャンパスの公開講座は、相模原市・座間市と共催で、市民大学青山学院大学コースとして実施しています。以下の市民大学ウェブサイトで申込方法をご確認の上、お申し込みください。なお、 受講者多数の場合は抽選を行う場合がありますのであらかじめご了承ください。 |
| 注意事項 | (1)諸事情により講義題目・内容・講師・実施教室等に変更が生じる場合があります。 (2)講座は4回の講義で構成されております。1回だけの参加等はご遠慮ください。 (3)本学では駐車場・駐輪場のご用意がありません。車輛でのご来校はご遠慮願います。 (4)校舎内での喫煙、および教室内の飲食は禁止しております。ご理解のほどお願いします。 (5)講義途中の伝言・電話等による呼び出しは一切受け付けておりません。教室内での携帯電話等のご使用もお控えください。 (6)諸事情によりやむを得ず休講する場合がありますのでご了解ください。休講に関するお知らせはウェブサイトあるいは下記お問い合わせ先にてご確認ください。 (7)講師や他の受講生等に迷惑をかける行為や係員の指示に従わない場合は受講をお断りすることがあります。 (8)受講生の個人情報は本学の「学校法人青山学院個人情報保護に関する規則」に基づき、適切な対応に努めます。 (9)オンライン配信を選択した場合、安定した通信環境のご用意をお願いします。 |
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お問い合わせ先
さがまちコンソーシアム事務局
〒252-0303 相模原市南区相模大野3-3-2-301ユニコムプラザさがみはら内
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TEL / MAIL
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受付時間
月~金 9:00~17:00 (※祝日を除く)


