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2025.02.05
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「第15回 名証株式投資コンテスト」で高橋明久さん(理工学研究科)が個人戦優勝、本学学生チームがチーム戦第3位

2024年10月24日(木)~12月2日(月)の期間中、名古屋証券取引所主催の「第15回 名証株式投資コンテスト」が開催され、高橋明久さん(理工学研究科 理工学専攻知能情報コース 博士前期課程1年)が個人戦において、同コンテスト史上最高記録で優勝しました。さらにチーム戦では、高橋さんが中心となって集めた学生メンバーの山田 理矩さん(理工学部 情報テクノロジー学科 )、矢部 瑛太さん(理工学部 物理科学科)、ほか国際政治経済学部学生2人によるチームが第3位を受賞しました。高橋さんは、本コンテストで3年連続の入賞となりました。
名証株式投資コンテストは、参加者が仮想資金300万円を元手として、特定期間内(2024年10月24日 16:30 ~ 12月2日 23:59)に、名証上場銘柄を対象にバーチャルな売買を行い、最終的に300万円の元手をいくら増やしたかを競うコンテストです。

高橋明久さんからのコメント
今回の投資コンテストでは、個人戦に出場したほか、私が集めた学生チームのメンバーがチーム戦に初出場しました。
コンテストに向けて、チーム戦に初出場する後輩たちと共に、座学とデモトレードの2つをメインに練習を行いました。座学では、基礎的な株式トレードの知識に加え、東京株式市場にインパクトをもたらすイベントなど、短期トレードに使用される常識のインプットを行いました。また、企業の財務情報や適時開示情報のどのような部分が株価に影響を及ぼすのかという実践的な知識も、実際の事例を参考にレクチャーしました。
デモトレードでは、GoogleSpreadSheetを用いて、メンバーと協力して、デモトレードシステムを構築し、大会1ヵ月前から毎日デモ取引を行いました。青学では、学部時代に所属していた(理工学部)情報テクノロジー学科の専攻科目以外にもプログラミングを扱う科目があり、そこで学んだ情報処理のスキルをシステムの開発に生かすことができました。自動で情報を収集しトレードシグナルを発信するシステムを自分で開発し、なぜその銘柄を買ったのか、なぜ売ったのかという理由を毎日ディスカッションし合いながら、徹底的に短期利益を追求したトレードの腕を磨きました。
モチベーションの維持や、経験を積むためにリスクの高い取引に踏み込む場面では不安を感じることもありましたが、チーム全員で協力しながら取り組んだ結果、チーム戦では第3位、個人戦ではコンテスト史上最高の成績をおさめて優勝することができました。個人戦でもチーム戦でも結果を残すことができてとても嬉しかったです。今回の実績をアピールし今年中の公認化につなげたいと考えており、今後もさらなる挑戦を続けていきたいです。
