本学理工学部と株式会社さがみはら産業創造センターは、地域社会の発展に貢献するため、中小企業支援等に関する連携協定を締結することを決定し、協定締結式を2023年7月3日（月）に本学相模原キャンパスで執り行いました。

「地の塩、世の光」をスクール・モットーとし、すべての人と社会のために未来を拓くサーバント・リーダーを育成する本学の相模原キャンパスで最先端の教育・研究を行う理工学部と、「地域に新しい風を起こし 産業の息吹を育み 新しいビジネスの創造を目指す」株式会社さがみはら産業創造センターが、本協定を機に連携し、地域の企業等の課題解決と新たな産業創造による地域社会の更なる発展を目指します。

【協定に基づく連携事項】
１．産学官金の連携による研究開発、新事業創出に関すること
２．広域連携の推進に関すること
３．産業振興及び新産業創出に関すること
４．産業人材の育成に関すること
５．大学発スタートアップ企業の発掘・育成に関すること
６．その他本協定の目的を達成するために必要な事項に関すること

長秀雄 理工学部長コメント

協定締結に際し、心より御礼申し上げます。青山学院大学は、「地の塩、世の光」をスクール・モットーとし、すべての人と社会のために未来を拓くサーバント・リーダーを育成しています。2003年に開学した相模原キャンパスで最先端の教育・研究を行う理工学部と、「地域に新しい風を起こし 産業の息吹を育み 新しいビジネスの創造を目指す」SICが、本協定を機に連携を強化し、地域の企業等の課題解決と新たな産業創造による地域社会の更なる発展を目指します。これまでも、産学連携など中小企業支援において、相互に連携を図ってきましたが、連携を更に強化して相模原地域経済の持続的な成長・活性化に貢献するために、今回協定を締結しました。相互の技術資産的・人的資源の交流を図り、幅広い分野での産学連携・研究・社会貢献活動や、地域企業の課題解決と新たな産業創造により、地域社会の発展に資することを目的としています。相模原キャンパスの他学部とも力をあわせて、今後さらに地域の発展に協力していきたいと思います。

株式会社さがみはら産業創造センター 橋元雅敏 代表取締役社長コメント

本連携協定が締結できたことを嬉しく思っております。株式会社さがみはら産業創造センター（以下SIC）は、総合的なインキュベーション活動を通じた地域経済の発展への貢献を目的として、相模原市、 中小企業基盤整備機構及び民間企業等の出資により、1999 年に設立されました。 SICはインキュベーターとして、入居企業の支援はもちろんのこと、地域経済の発展に向け、 広域連携にも力を入れており、地域企業の支援なども積極的に取り組んでいます。相模原市と青山学院大学は、包括連携にもとづくさまざまな事業や活動を行ってきましたが、今回の協定締結を通して、研究のニーズとシーズを組み合わせて、さらに相互の発展に寄与していきたいと思います。リニア中央新幹線の神奈川県内駅が「橋本駅付近」に設置されるなど、益々相模原市への期待が高まっています。50年、100年後の明るく豊かな地域創造に向けて、ともに尽力していきたいと思います。

右から
SIC金澤信義 事業創造部課長
SIC安藤重夫 事業創造部長
SIC橋元雅敏 代表取締役社長
長秀雄 理工学部長　
稲積宏誠 統合研究機構リエゾンセンター長
中居りさ 相模原事務部研究推進課長