TOP

NEWS

POSTED

2021.12.16

TITLE

黄晋二研究室(理工学部)がSEMICON Japan2021に出展

黄晋二研究室(理工学部 電気電子工学科)は2021年12月15日(水)~17日(金)東京ビッグサイトで開催される「SEMICON Japan2021」に出展しています。黄研究室では、グラフェンやカーボンナノチューブ(CNT)などのナノカーボン材料のデバイス応用について研究を進めています。グラフェンのCVD成長技術、剥離グラフェンやCNTを分散させた導電性インクの調製技術、インク印刷を用いたフレキシブル導電性薄膜の作製技術、及び、これらのデバイス応用として、透明アンテナ、電波吸収体、化学センサなどの研究開発に取り組んでいます。ブースでは実際に作製した透明アンテナやフレキシブル導電性薄膜を展示しています。是非ご覧ください。
 
【出展製品】

IoTや5G技術分野において透明アンテナが注目されています。黄研究室ではグラフェンを用いて透明アンテナを作製しました。グラフェンの低抵抗化のために、3層の単層CVDグラフェンを転写積層し、かつ機能性分子を用いたキャリアドーピングを施しています。90%を超える高い光学的透過率を維持しながら、80 Ω/sq までの低抵抗化を実現しました。この低抵抗化グラフェンを用いて作製したモノポールアンテナでは放射効率~53%を達成しています。

日程:
12月15日(水)10:00~17:00
12月16日(木)10:00~17:00
12月17日(金)10:00~17:00

場所 :東京ビッグサイト東1ホール 小間番号1030

関連情報