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2023.09.08

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小倉歩さん(理工学研究科、コンピュータヒューマンインタラクション(伊藤雄一教授)研究室所属)を中心とする研究チームの成果が「Innovative Technologies 2023」に採択

小倉歩さん(理工学研究科 理工学専攻知能情報コース博士前期課程2年、理工学部 情報テクノロジー学科卒業、コンピュータヒューマンインタラクション研究室(伊藤雄一教授研究室)所属)を中心とする研究チームが開発した、ペン軸の硬軟を自由に変更できる新しいペン型デバイス「TranStiff」がInnovative Technologies 2023に採択されました。

2023年11月15日(水)~17日(金)、千葉県の幕張メッセで開催されるInter BEEの特別企画『INTER BEE IGNITION×DEXPO』に「Transtiff」はデモ展示され、体験可能です。

人は、日常的に箸やペンといった棒状物体を操作して生活しています。人の手指の感覚は非常に敏感で、このような棒の先端で物体に触れることで、その物体の感触を予想することができます。これを逆手に取り、操作する棒の硬さを変えることで、あたかも触っている物体の硬さが変化したように錯覚させることができます。
「TranStiff」は、棒に人工筋肉の構造を模した硬軟変化機構を組み込むことで、棒軸の柔らかさをコンピュータによって制御しています。これにより筆で書いているような感覚と、ペンで書いているような感覚を一つのペン型デバイスで生み出すことを実現しています。

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