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2024.05.29

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青山学院大学×在日米国大使館「Maia & Alex Shibutani Special Talk Session」をインターナショナルコモンズで開催

2024年5月22日(水)、青山キャンパスに、日系アメリカ人で2018年平昌五輪フィギュアスケート(アイスダンス)銅メダリストのシブタニ兄妹(兄・アレックスさんと妹・マイアさん)が来校し、在日米国大使館(U.S. Embassy Tokyo)と青山学院大学のコラボ企画「Maia & Alex Shibutani Special Talk Session」を開催、本学学生・交換留学生20人が参加しました。

フィギュアスケート界で輝かしいキャリアを積んだシブタニ兄妹は、現在、米国スポーツ特使をはじめ数々の団体の支援やアンバサダーとして積極的に活動しています。表現・創造のフィールドをストーリーテラーの領域に広げ、若者に向けた著述、写真展・映像制作など多才な活動を展開しているなか、日本の大学生との交流を希望し、青山学院大学への訪問が実現しました。

トークセッションでは、学生からの質問にシブタニ兄妹が答え、「人生を切り拓く思考法」「目標達成の秘訣」「成功の後のキャリアの築き方」など、未来を構築するうえで大きなヒントになる貴重なお話を披露され、有意義な時間を共有することができました。

学生からの質問「進歩が実感できないとき、どのように乗り越えてきましたか?」に対して、妹・マイアさんが「人間の進歩はすぐに目で見て確認できないもの。だからこそ、練習や課題は、毎日どんな意図を持ってどこにエネルギーを注ぐのかを明確にして、自分を信じて良いイメージを持って取り組むことが重要です」と答えると、すぐに兄・アレックスさんが「自分自身にかける言葉は自分に返ってくるもの。自分の可能性を“搾り出す”つもりでチャレンジし続けること。一方、人は前に進みたいという気持ちが強すぎると、必要なステップを省こうと考えがちですが、それは間違いです。人生は短距離走ではなく、マラソンのような長距離走、旅です。だからプロセスが重要です。人間が備えている能力や機能はスーパーコンピューターのようなものですから、充電も必要です」と続けて、重要な気付きを授けてくれました。

本トークセッションの会場となった「インターナショナルコモンズ」は、外国人留学生同士や、外国人留学生と日本人学生の交流を目的に、2024年4月、青山キャンパスの7号館1階にオープンした国際交流スポットで、国際化推進の場として4つのエリア・機能を備え、さまざまなイベントを実施しています。

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