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論文審査基準(日本文学・日本語専攻)

論文審査基準

【修士学位論文等審査基準】

 (修士学位申請論文)
 学位申請者が提出した修士学位申請論文を、主査1名、副査2名が査読し、口頭試問を経て、合否を判定する。以下の審査基準に基づき、5段階評価のC以上を合格とする。
⑴ 研究の目的と意義が明確に述べられていること。
⑵ 研究テーマに関連する先行研究について十分な調査と検討が行われていること。
⑶ 研究の目的に照らして、研究の方法が適切であること。
⑷ 問題提起、分析、結果、考察など、論の展開に一貫性と妥当性があること。
⑸ 注や図表、資料の扱いなどを含め、論述が的確で論文としての構成が整っていること。
⑹ 新たな知見を含む独創性のある論文になっていること。
AA:優れた修士論文である
A:良好な修士論文である
B:問題点もあるが、おおむね良好な修士論文である
C:改善するべき問題点も多いが、修士論文として認められる
XX:修士論文としての水準に達しているとは認められない
 
 (特定の課題についての研究の成果)
⑴ 研究テーマの設定が明確かつ適切であること。
⑵ 先行研究の調査・分析、資料の収集・分析等が一定のレベルに達していること。
⑶ 日本語の文章が、読む人を説得するに充分なレベルに達していること。

【博士学位論文審査基準】

 学位申請者が提出した博士学位申請論文を、主査1名、副査2名、学外副査1名が以下の審査基準により査読し、最終試験(口頭試問)による審査を経て、その結果を「審査報告書」として文学研究科博士後期課程委員会に提出、それに基づき同委員会が学位授与の可否を投票によって決定する。
⑴ 研究の目的と意義が明確に述べられていること。
⑵ 研究テーマに関連する先行研究について十分な調査と検討が行われていること。
⑶ 研究の目的に照らして、研究の方法が適切であること。
⑷ 問題提起、分析、結果、考察など、論の展開に一貫性と妥当性があること。
⑸ 注や図表、資料の扱いなどを含め、論述が的確で論文としての構成が整っていること。
⑹ 研究の発展に寄与する学術的価値のある論文になっていること。
⑺ 上記の基準を満たした上で、当該分野で自立して研究活動を行い、専門的業務に従事することのできる能力と学識を有すると認められること。