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すべての人が好きなスポーツに関わる社会へ
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![NPO法人STAND<br>代表理事<br>伊藤 数子 [ITO, Kazuko]](https://ac.cdn-aoyamagakuin.com/wp-content/uploads/2019/07/伊藤数子 photo:竹見脩吾.jpg)
NPO法人STAND
代表理事
伊藤 数子 [ITO, Kazuko]
すべての人が好きなスポーツに関わる社会へ
第2回 2019/10/19(土)
NPO法人STAND 代表理事 伊藤 数子
2003年、大阪で行われた「電動車いすサッカー」という重度障害の人の競技のインターネット生中継を行いました。現場の体育館ロビーで中継の模様をモニターでご覧いただきました。すると突然見知らぬ人から「おまえら、障害者をさらし者にしてどうするつもりだ」と激しいご批判をいただきました。さらし者とはどういう意味か調べると「人前で恥をかかされた人」と出ました。障害のある人を人前で恥をかかされた人と表現することに大きな違和感と怒りを覚えました。多くの人に障害のある人のスポーツを知ってもらうことで少しずつ社会が変わるのではないか、つまりパラスポーツは社会を変えるソリューションの道具となるのではないかと考え、2005年にNPO法人STANDを設立しました。
●パラスポーツとは
●パラリンピックとは
●2020年東京オリンピックパラリンピック開催の意義、レガシー
●2020年以降の社会へ
●スポーツを通して共生社会へ
プロフィール
NPO法人STAND 代表理事
伊藤 数子 [ITO, Kazuko]
1991年金沢市にて企画会社パステルラボ設立。代表取締役。車いす陸上競技の観戦が契機となり、2003年から電動車椅子サッカーなど競技大会のインターネットライブ中継を開始。誰もが明るく豊かに暮らす社会を実現する「ユニバーサルコミュニケーション活動」のため2005年NPO法人STANDを設立、パラスポーツ事業を本格始動させる。ウェブサイト「挑戦者たち」の編集長としてパラスポーツを通して共生社会を目指す。また、スポーツイベントや体験会も開催。2014年にはボランティアアカデミーを開講。2016年には新設されたスポーツ庁の第1期スポーツ審議会委員を務めた。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会顧問、総務省情報通信審議会専門委員、日本パラリンピアンズ協会アドバイザーなども務める。
<著書>
「ようこそ、障害者スポーツへ
パラリンピックを目指すアスリートたち」廣済堂出版 2012年8月
「大学は地域を活性化できるか」共著/中央経済社 2005年
●ユニバーサルコミュニケーション活動
年齢・性別・障がい・職業・国や地域の区別なく、すべての人が持てる力を発揮し、誇りある自立を得、ともに明るく豊かに暮らす社会を実現するための活動。企業の枠や仕事の領域を超え、それぞれの立場で経営資源や得意分野を活かしながら、高齢者や障がい者や子どもたちのより豊かな生活のための活動を推進。
1991 パステルラボ設立
2005 金沢市ITビジネス大賞受賞
NPO法人STAND設立
2006 総務省u-Japanベストプラクティス2006
日経地域情報化大賞 CANフォーラム賞
2008 MCPCアワード 特別賞
総務省u-Japanベストプラクティス2008
石川県バリアフリー社会推進賞 最優秀賞
2009 MCF モバイルプロジェクトアワード 奨励賞
2013 総務省北陸総合通信局長表彰
株式会社パステルラボ 代表取締役社長
広島大学 客員教授
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 顧問
総務省 情報通信審議会専門委員
総務省 地域情報化アドバイザー
内閣府 地域活性化伝道師
広島県障害者スポーツ協会アドバイザー
一般社団法人日本スイーツ協会 理事
一般社団法人日本パラリンピアンズ協会アドバイザー