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スポーツ現場における ICTを用いたサポートから考える2020東京オリンピック

青山学院大学<br>教育人間科学部助教 <br> 田村 達也 [TAMURA, Tatsuya]

青山学院大学
教育人間科学部助教
田村 達也 [TAMURA, Tatsuya]

スポーツ現場における ICTを用いたサポートから考える2020東京オリンピック

第3回 2019/10/26(土)

青山学院大学 教育人間科学部 助教 田村 達也

 競技スポーツにおける最大の目的は勝利することであり、そのためには選手(学生)を育成することが求められる。選手を育成するために、最も重要な方法はトレーニングの構築であるが、それ以外の方法としてICTを用いたサポートがしばしば用いられる。近年、スポーツ現場において、映像をはじめとしたICTを活用する機会は増えており、活用目的も多様化してきている。
 サッカー競技において、Jリーグチームをはじめそれ以下のカテゴリーのチームで、映像を用いたサポートは頻繁に実施されている。映像を用いたサポートを実施する目的は、自チームあるいは選手へのフィードバックや対戦相手チームの分析等が挙げられる。さらに、モチベーション映像など、心理的側面をサポートすることにも活用されている。
 また最近では、Jリーグチームを先駆けに資金が潤沢な大学あるいは高校のチームにおいて、衛星測位システム(GNSS)を用いたサポートが行われている。GNSSデバイスを専用のベストを用いて背中に装着することで、各選手のトレーニング中あるいは試合中の走行距離や移動スピードなどを計測することができる。このシステムを用いることで、パフォーマンス評価・コンディション把握などに活用されている。
 本講演では、2017年8月に開催されたユニバーシアード競技大会(台北)にて、優勝をおさめた男子サッカー日本代表チームのICTを用いたサポートについて具体的にお話する。
 さらに、ICTを用いたサポートの先進的な実践と展望についてお話する。

プロフィール

青山学院大学 教育人間科学部 助教
田村 達也 [TAMURA, Tatsuya]


早稲田大学大学院スポーツ科学研究科博士後期課程修了。現在、青山学院大学教育人間科学部助教として働きながら、同大学体育会サッカー部コーチを務める。専門はコーチング学。2016~17年全日本大学サッカー選抜チーム・2017年ユニバーシアード男子サッカー日本代表チームにて、テクニカルスタッフを務め、トップレベルのスポーツ現場で映像を用いたサポートを実践している。