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2020.10.03
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学長メッセージ~2020年度後期以降の授業実施について~
2020年10月3日
学生 各位
青山学院大学
学長 阪本 浩
後期授業の履修登録期間が終了し、後期授業が本格的に始まりました。
前期終了時に、学部の学生の皆さんを対象にオンライン授業に関するアンケートを実施したところ、3,000名を超える方々にご協力いただきました。
多くのご意見をいただいたことに感謝します。集計結果を学生ポータルに開示しましたので、確認してください。
「授業に集中することができた」「普段よりも教員への質問のハードルが下がった」などのご意見があった一方、「課題の量が多く生活リズムが乱れた」「提出物へのフィードバックがなく、自分の理解度や進捗度が把握しづらかった」などのご意見もありました。ご意見を確認して、皆さんが授業や課題に真摯に取り組み、コロナ禍と呼ばれる状況下にあっても積極的に学びを深めようとしていることが伝わってきました。後期授業は、皆さんからいただいたご意見を踏まえて、改善すべき点は改善し、より充実したものとなるよう全学を挙げて取り組みます。
後期授業については、オンライン授業を基本としていますが、学部・研究科の実験、実習、演習等の科目については、感染防止策を講じた上で対面授業も実施しています。対面授業を受講する際には、引き続き入構時の注意を厳守してください。
今後、例えば国や東京都・神奈川県の基準が変更されるなどして、新型コロナウイルスの社会的な位置づけが変更されるような場合には、学期途中であっても対面授業を増やすなど授業形態の再検討を行う予定です。
また、2021年度の授業に関しては、既にお伝えしているとおり、原則として対面授業を実施する方向で準備を進めます。
ただし、いずれの場合も、今後の感染状況によってはすべてオンライン授業とせざるを得ないこともありますので、ご了承ください。
新型コロナウイルスの感染拡大は、未だ予断を許しません。皆さんには、これまで何度もお伝えしているとおり、「感染しない」「感染させない」ことを強く意識して感染予防に努めるようお願いします。
感染拡大を防止する手立ての一つとして、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COVID-19 Contact-Confirming Application 通称COCOA)を活用してください。このアプリの通知によって、濃厚接触者であることが判明した事例が多数報告されるなど、有効に機能していることが確認されています。
アプリは、厚生労働省ウェブサイトの新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) COVID-19 Contact-Confirming Applicationページからダウンロードできます。
「withコロナ」の時代にあって、大学は否応なしに様々な変化を求められています。しかし、それは大学が一方的に変わるのではなく、学生の皆さんと共に創り上げていく変化でありたいと望んでいます。
引き続き学生の皆さんのご理解ご協力をお願いします。