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初期宝塚少女歌劇のマネジメント
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竹内 孝宏[Takeuchi Takahiro]
初期宝塚少女歌劇のマネジメント
第5回 2020/12/5(土)
青山学院大学 総合文化政策学部 教授
竹内 孝宏[Takeuchi Takahiro]
演劇を「事業」として捉える視点は、たとえば劇団四季やわらび座といった劇団による戦後の実践がもっともよく知られていますが、じつはいまからちょうど1世紀前に、すでに提唱され実行されています。ほかでもない、小林一三(1873-1957)のタカラヅカプロジェクトです。この講義では、日本の近代演劇史においてあまり注目されることのない『日本歌劇概論』(1925)を主要な手掛かりとしながら、小林がタカラヅカで試みようとした「国民劇」構想と、その中心にある「事業としての演劇」という理念について、現在の時点から再検討してみたいと思います。
プロフィール
青山学院大学 総合文化政策学部 教授
竹内 孝宏[Takeuchi Takahiro]
青山学院大学総合文化政策学部教授。専門は表象文化論。「「演劇」としての大衆演劇」(『青山総合文化政策学』第18号)など、最近は大衆演劇に中心とした研究にシフトしているが、かつてはウェブ上でタカラヅカの劇評を定期的に掲載したりもしていた。また学部のゼミではここ数年タカラヅカをテーマとしており、「総合的な文化の政策」を教える/学ぶための「教材」としても、タカラヅカには不断に注目している。